最後の最後にきた！

◆南高　vs　スティンガーズ/モンキーズ

３年生にとっては、
おそらく最後となる、スティンガーズ戦。
これまで、何回対戦してきただろう。
『勝ったら焼肉食べ放題』の公約も、
北方領土返還の叫びのように、
形骸化しつつあるこの頃。
このまま終わるのも、何だか虚しいものがあるなぁ･･･
やっぱり今日もうちの勝ちか･･･
と思ってたら、
矢野りょうすけが、
終了間際に３ポイントを２本決めて、同点
しかも最後の１本はブザーと同時の、劇的な幕切れ。
ねじ込んだという表現が相応しい、執念のシュートだった。

何度も挑戦しては叶わず、
もうギブアップかと思わせながらも、
最後の最後にものにするあたりは、まさに南高劇場。
東信大会で接戦を２試合、モノにしてきた彼らは、
逞しく成長していた。

社会人に揉まれた機会においては、おそらく長野県随一。
この経験が、
必ずしも練習環境に恵まれていない南高生にとっての、
飛躍の最大要因であることは、
間違いなかろう。

スティンガーズ、モンキーズの皆さん、ありがとう。

（すたみなたろうにて）

（美女と野獣）

（人に食べさせたがる高校生）