野沢南高と・・・

練習試合。
昨年末のクラブ選手権以来の再会となるスティンガーズ。
来週末の国体予選を前に、とりあえず集まる。
真面目に活動する社会人チームから見れば、
ありえないスタンスの我がチームにも、
入部希望の奇特な方がいらして、
今年度は例年になく多い。
野沢南高卒業生からは、
上田予備校(通称ウエヨビ)に通うたけると、
上田情報ビジネス専門学校(通称ウエジョビ)に通う中西と亜耶ちゃん。
亜耶ちゃんは、
プレーヤー兼務のため非常勤とならざるを得ない佐恵子嬢の補佐として、
セカンドマネージャーとなる。
いずれ母屋を乗っ取ってくれるだろう。
南高にとっての亜耶マネは、
試合において、
スコアメイクだけでなく、
タイムアウトの限られた時間に問題点を的確に指摘してくれる存在であり、
たける曰くは、
『しっかり目を見て鋭いこと言うので、思わずこちらが視線を外す・・』
スティンガーズのおやじ連中にも言って欲しいな。
『重田(兄)さん、シュート確率悪いですよ・・』とか。。。
そして須坂クラブから移籍の、同年の小林勇
かつては長野県バスケ界を背負っていた名プレーヤーも、
今ではジャンプシュートのボールが後ろに飛ぶこともある迷プレーヤー。
きっと新天地で往年の動きを取り戻してくれるだろう。
そして休部の小諸からは2名が移籍。
今日来た清水(26歳)は、
高校時代はバドミントン部で、
大学時代は何もせず、
限りなく社会人デビューとはとても思えない、
ゴール下の強さと器用さをもつセンター。
ゴリゴリプレーが身上の重田カズと、
フィットネスクラブを2軒掛け持ちするほど筋肉オタクの丸山カズと、
たける小林勇と清水。
実に充実したフロントラインである。
一方ガードポジションは、
スティンガーズの代名詞であるベテラン森角武田に、
若手の佐々木優と洞口ジュンに、
昨年加入した中堅の西に、
新人の中西。
正直、誰を使うべきか迷うよな。。。
仕舞いにはコート上に4人となってしまった前大会からすると、
この状況はちょっと信じがたい・・・


スティンガーズが南高と対戦するのは久しぶりのこと。
先月、最後に3年生と試合した際、
前キャプテンのたけるから、
試合に臨む姿勢について説教された反省からか、
気持ちの面と雰囲気は、悪くなかった。
本番の東信大会まであと一ヶ月。
ノーシードの南高、
1回戦でシード校を喰わなければ県大会に進めないのは、
卒業した先輩と同じ状況。
どうなるか・・・


女子は、フラッパーズが来てくれた。
こちらは毎週真面目に集まって練習しているやる気満々のチーム。
高校、大学時代に華やかなキャリアを持つ人が多く、
県で上位の強豪。
バスケするのが楽しくて仕方なさそうな感じで、
デートよりバスケを優先していそうな勢いだ。
悪いとは言いませんけどね・・・
気持ちも体も一番乗っている年代。
自分もかつてはそうだったから分かる。
(今ではよく思い出せないほど昔のことだけど・・・)
南高とは先週も試合をしてくれて、
子供たちは、かなり刺激を受けたそうだ。
だからなのか今日の南高は、
先週とは別チームと思わせるほど、社会人に向かっていく姿勢が見られ、
いい試合をしていた。
このあたりに高校生の底力を感じる。


男女子共に、
社会人に勝ったら焼肉食べ放題・・・の約束を、凝りもせずにする。
あしながおじさんになれるほどお金持ってねぇんすけど、
挑み続けて、やがて乗り越える天晴れな頑張りに対しては、
称えてやらねばなぁ・・・
一方で社会人に対しては、
『絶対負けるんじゃねぇぞ・・・』と念を押す。







(シャイな中西(緑パン)も、大人に馴染んできた・・)


(デートよりバスケを優先していることを伺わせるうなじ・・・)

(社会人の助言は彼女たちに響いてくれだろうか・・・)