献血

会社で献血をした。
正直、注射は好きではない。
いや、好きな人はいないか・・
通常の注射針が入らんばかりの極太な穴
竹槍を連想させる先端
腕に刺される瞬間は、ちょっとお楽しみだ。
けれど
成功の秘訣は与えること。
与えてからもらうのが人生法則。
骨髄バンクもドナー登録済み。
有効年齢は残り12年・・分厚い封筒は届くかな・・?


献血バスに入ったのは夕方のこと。
シートに横たえて献血中、あくびを連発していたら
『お疲れのとこすみませんねぇ・・』と看護師さん
20分も採血してくれれば確実に寝れたけど
400ml溜まるのは意外なほどに短時間。
おいらの血でゴムの袋がパンパンに膨らみ、まるで生レバーのよう・・
おいらの分身よ・・お役に立ってきなさい


車内の掲示物には、血液型の組み合わせ一覧が・・
血液型と性格の相関の真偽はよくわからないけれど
てめえのズボラさは全て、自身のO型のせいにしているおいら。
『O型両親からはO型しか生まれない・・』
確かに・・家族9人がO型の我が家。
『ABとOの親からOは生まれない・・』
そうなんだ・・
『AとBの親からはなんでもあり・・』
たまにいるね・・全員が違う血液型ってご家族が・・
興味あるなぁ・・


車内の掲示にはこんなメッセージも
『O型ピンチ!!』
『AB型ピンチ!!』