長岡の帰りに‥


長岡駅前 さすが花火の街)

北陸道米山SA)

飯山で高速を下りて、高橋まゆみ人形館へ

以前につかちゃんより、泣けた・・とコメントを頂く。
行ってみたかったところ。


確かに、泣けました・・
ケータイはおろか留守番電話も無く、
テレビは一家に一台
オレオレ詐欺などあろうはずもなかった時代の日常風景
便利さは無くても温かさは今よりあったであろう頃の、家族の肖像
誰しも遠い記憶の一場面に重ねるものがありそうな光景‥
子や孫を慈しむ親やじいさんばあさんの構図ってのに、弱いなぁ・・
絵では表現しきれない3次元的なリアルさが、より想起を促す。


『つらい時があった。
 何も語らず、寝たきりの母にもたれて、つい、うとうとと。
 どのくらい、時がたったのだろう‥
 ふと目覚めると、
 か細い母の手が、私の肩をなでていた』

人形に添えられた詩が、また泣かせる。


写真と文章で心象風景を如何に表現できるかがテーマの当ブログにとって
最高のお手本である。
あとで読み返して、てめぇで泣く‥
そういう日記を、私は書きたい。
安上がりな自己完結。


(本を買いました)