高校選抜大会と・・

上田市で開催されたバスケの高校選抜東信大会
野沢南高を観に行く。
女子は市民体育館で、男子は自然公園体育館。
男子、女子共に2回戦に勝ち進んだので、
両会場を行ったり来たりして、4試合を観戦。

3年生の出場が認められている選抜大会。
南高男子はなんと、内藤を除く3年生全員が参加していた。
嬉しかったけど、驚いた。
あなた方は受験生ではないのですか・・・?
男子は、5月の総体東信大会で確保したシード権のおかげで、
1回戦は格下相手に余裕の試合。
おいらのコーチ時代も、
こういう、ベンチにふんぞり返って静観できる試合を1回くらいしたかったなぁ…
2回戦の上田西高には、ボロ負け。
新人相手とは言っても、
練習していない3年生では、厳しい。
実戦経験から遠ざかって、狂ったシュート感覚をもってしては、
打てども打てども入らず、
中途半端なモチベーションと気合いで臨んだ試合では、
良いも悪いもコメントのしようがない。
思いがけなく、彼らの試合風景をまた観ることができたことだけが、
おいらの満足。
早く本来の持ち場に戻ってください。
四当五落ってくらい、
大学受験ってのは厳しいもんだぞ。


南高の新人チームにとって、
この時期に大会は時期尚早の感もあったけど、
自分たちが頑張らなければという自覚は見て取れた。
けれど、
強いチームと伍していくには、課題は山積だ。
技術、戦術以前に、バスケットプレーヤーとしてのフットワークが未熟。
もっと足腰を鍛えてください。
新人戦に期待します。


(試合前に別室でアップ。フットワークに励む新人の傍らで…)

(座ってみている先輩達。おいらがコーチならこの時点でキレるな…)

(新人チームの勇姿。ちょっと貧弱‥鍛えよう)


(保護者の中には3年の中西と晃のお母さんも…)

(3年生の試合を客席からお気楽に観るのも、なんか変な感じ…)

(バッシュー忘れたりょうすけは出場ならず。勉強疲れですか‥?)


1、2年生の新人で構成される南高女子は、
2回戦で、
先の県大会では準優勝の小諸高校と対戦。
3年生も数人出場していた相手に、
負けはしたけれど、試合内容は悪くなかった。
先週の社会人との試合を見て、
このチームは結構イケるんじゃないか‥? と感じた通り、
なかなかいいバスケをしていた。
1回戦の後、
ここはこうしたらいいよ…と偉そうに指示したことを、
彼女たちは2回戦で素直に実践してくれていて、嬉しかった。
ディフェンスをポイント絞って仕掛けていたら、
もっと善戦できたと思うなぁ。


この試合を、
県内の一般女子では信州大学と並んで強豪の、
長野大学女子バスケ部の監督であり、
国体成年女子の監督でもある佐土先生が観られていたので、
『スカウティングしてるんすかー‥?』と声をお掛けして、
色々お話を伺う。
そしたら、
彼の口から出たコメントはなんと、
『南高すごいね…驚いたよ…』と、
南高に対する称賛のオンパレードで、べた褒め。
リップサービスかなと思って話を聞いていると、
県内の指導者の中でも有数の理論派として知られる彼の言葉から、
その称賛の根拠がいくつも示される。
なるほど…
『うまくもっていけば、小諸にも勝てるよ』とか、
『このチームが県大会に進めないのはすごく勿体ない』とか、
『この会場で一番有望なチームだと思う』とか、
言っていただく。
伺った内容は、女子には別途詳細にレポートします。
いつもの図々しさで、
長野大との練習試合をお願いしたら、
こちらこそ是非にと、快諾頂きました。
お楽しみに。


◆懇親会ダブルヘッダー
宗楽のクラスの担任の先生と保護者の皆さんと、町内の居酒屋で飲む。
4年でクラス替えをしてから初めての懇親会。
子供を家で見てもらうことができる直系家族の我が家は、
いつも夫婦で参加。
この手の飲み会はお母さんが出るのが慣習なのか何なのか、
3年生までの懇親会でも、常にお父さんはおいら一人。
クラスのお母さん方とは仲良くなれたけど、
お父さんと知り合う機会はもてず、ちょっと寂しい。
今日は、お父さんが一人来てくれて、ちょっと嬉しい。
おいらより一回り年下の山村先生は、
正式にクラスを受け持つのは今回が初めてのようで、
なかなか苦労されているらしい。
人を相手にする、経験が必要な仕事では、無理もないか…。
我が子の教育に気を揉む親御さんからは、
学校や先生に対する不満や不安を良く聞くこの頃。
宗楽には、
先生に育ててもらうのは勿論として、
先生を先生たらしめるために、考えて行動してほしいと、
先生を育ててやってほしいと、願う。
学校や先生から何をしてもらうかだけでなく、
そういうアプローチがあっても、いい。

なんと近くの居酒屋に、
3年生までの担任の柳橋先生が来ているということで、
2次会から合流。
先生はおいらの1歳上で高校の先輩でもあり、
バレー部で隣のコートで練習していたはずだけど、
まるで覚えていない。
しっかりとした自分の教育スタイルをお持ちで、
とても厳しく躾けて頂けた。
百人一首や音読などを通して、徹底的に鍛えてくださったことは、
宗楽にとって大きな財産となっている。
残念ながら、
疲れと酔いで2次会の殆んどを寝ていたおいら。