コーチングキャラバン in 野沢南

野沢南高と練習試合。
男子はスティンガーズに助っ人数名。
女子はB.CREWと佐久クラブ連合軍。


先代の男子チームがスティンガーズと初めて対戦したのは、
昨年の9月のこと。
完膚なきまでに叩かれた彼らは、
その後もスティンガーズに挑み続け、
翌年の6月にはついに、引き分けるまでに成長。
彼らが短期間で力をつけてきたことは、
敵としてマッチアップしていて実感したところであり、
高校生のポテンシャルの高さに驚いたおいら。


2匹目のドジョウを狙うべく、
同じコンセプトで、今日初めて、新人チームと対戦。
おいらのシナリオによると、
今日の試合は、社会人チームとの格の違いを認識させ、
彼、彼女たちにとっての初期設定となる重要な位置付けである。
なので、
一切の容赦はせず、ガチであたる。


男子チームは、
エースの赤沼と未完の大器の中村みずきの両センターが不在なこともあり、
文字通り、コテンパンに叩かれる。
彼らの唯一のアドバンテージは体力のみで、
技術も経験もサイズも勝ち目のない社会人と相対しては、
この結果は必然。
そんなことは、
高校生の頭でも、ちょっと考えれば解ることで、
現時点で彼らに求めたいことは、
やられてもやられても、めげずに腐らずに向かってくる姿勢。
ここに課題があることが解ったのが、今日の収穫。
試合後に、社会人チームの一人一人から、
ありがたいお説教を頂く。


どのスポーツにも共通することだけど、
バスケットにも必要な要素は、心技体。
その中でも先ず、心ありき。
まだ若い彼らがどこまで理解できるかなぁ‥?とも思うけど、
ここだけは、
解ってもらわにゃ、先に進まんとです。


女子チームはと言えば、
なかなかいい試合をしていた。
20分ゲームを3本して、
社会人チームの2勝1敗。
当初の思惑からして、
今日の試合がデフォルトになるかは何とも言えないところだけど、
社会人チームのゾーンディフェンスを攻めあぐねたりして、
課題も何点か見えたのは収穫。
お互いにとって練習になっていいかも。


社会人の皆さん、ありがとう。
次回もよろしく。


(社会人チームに十分通用していた南高女子)

(社会人の適切で的確な指摘は、本当にありがたい)

(説教直後の男子チームに笑みはなし)

(集合写真に漏れた池ちゃん親子)


(男女子の勢いの差を感じる写真だ…)