野沢南高 vs 信州大学

◆信大教育学部体育館にて

恩師の古澤栄一監督のご厚意により、信大バスケ部とお手合わせ頂く。
現在の信大はとても強く、
インカレには出場するわ、
全国国公立大学大会では優勝するわ、
オールジャパン北信越予選では準優勝するわで、
おいらが現役だった遥か20年前とは、別次元のレベルにある。


今回の企画の狙いは、
強い相手と試合をすることそのものにあることは、当然として、
大学生のバスケに取り組む姿勢を肌で感じてもらうこと。
大学に進むか否かは、
自分の意思によるところであり、
その上さらに、
体育会に所属して競技するか否かは、言わずもがな。
誰に強制されるものでもない。
典型的なタコ足大学の信大は、
全学部生が集まれるのは週末のみなので、平日は地区単位で練習する。
長野地区は、
教育学部と工学部が合同で、監督不在の環境で自主的に運営する。
体育会に入ってまでバスケを続ける酔狂な彼らは、
当然の如く、
自ら考え、自ら鍛え、お互いを励まし合って取り組む。
おいらの大学時代がそうであったかは忘却の彼方だけど、
現役諸君の姿勢は本当に素晴らしく、頼もしく感じた。


試合はといえば、
コテンパンという言葉はまさにこのためにあるような有様で、
予想はしていたとはいえ、しっかりと洗礼を浴びさせて頂いた。
スピード、パワー、テクニック、ハートの全てにおいて、
格段の差を見せつけられる。
強いバスケを目指す姿勢とはかくあるべきであるというお手本を、
示していただいた。

(晃はこの後、相手を抑えられたのだろうか・・・?)


(タイムを取ってみたものの、何を指示していいかわからない・・・)

南高生は、彼我の差をどこまで認識できただろう?
技術やパフォーマンスだけでなく、
信大生の声を出し方や練習の素早い切り替えから、
何かを感じてくれただろうか?
声出しや切り替えは、
練習の為にするのではなく、
試合で勝つ為に必要な最低限の手段で、
バスケットの本質であり真理。
決して先生やコーチに言われるからやるのではない。
信大生はそれがよくわかっていた。
見習ってもらいたいのは、まさにそこだ。


あまりのレベルの違いから、ショックに感じた部分もあったと思うけど、
通用するプレーもあったりして、南高生には良い経験だったのではないかな?
後日聞いたところでは、
その日の晩は興奮して寝付けなかった子が何人かいたよう。
そして、
短い時間だったけど、大学生の雰囲気ってのも垣間見ることができたと思う。
これから大学を目指す子たちには、
あの楽しそうな雰囲気を糧に受験勉強に励んで欲しい。

(大学生と比べて見ると、高校生ってのはやっぱ子供だよなぁ・・・)


(志望学科の先輩から受験心得を授かる)



(一人くらい、将来ここに入って先生にならない・・?と、今から洗脳)

★信大バスケ部の諸君、古澤先生、本当にありがとうございました。




(夕食はファミレスでハンバーグとジュース(特別)・・・母ちゃん怒るかな・・?)


それにしても、今日は寒かった。

雪まで降って、

ノーマルタイヤのおいらの車は、高速道路にも入れてもらえず、

国道で帰る。

丸子に入る頃には10cmも積もっていて、

真っ直ぐ走ることすら覚束なくなる。

おかげで眠気も醒めた。

(爆睡)