たけると中西

センター試験を終えた たける君と 夕飯を食べる
中西がバイトをしている 佐久市中込の某ファミレスにて
センターの結果に基づき予備校で3者面談をして、今後の方向性を決めた、たける
ここで紹介するのも躊躇われるほどスリリングな状況でもあったりして‥
ともかくは
ひとつの大きな山を越えたので
これまでの頑張りを労ったり
これからの頑張りを促したり
おいらの持てる全ての引き出しを全て開放して励まそう
‥と思ってたけど
バイトを終えた中西と3人
その他の話で終始盛り上がる


『2,880円のジャンボサーロインステーキ いっとけや!』‥と言いかけて
『ところで中西 この店カード使えるよな?』
『いえ 現金のみです』
『そ、そう‥』
合格祝いにな・・




この三人で集まれば
会話のネタはやはり高校バスケの回想録
『あぁ〜 もう一度高校で部活してぇ』とたける
『東信一回戦の修学館からやりたい』と中西
修学館戦の終了間際、中西の信じられないパスミス
危うく引退しかけた南高
あそこで終わっていたらシャレにならなかったけど
洒落で済んでよかったわ
あのパス


東信大会を境に
一気にモテ出したというバスケ部員
初耳だ‥
その時歴史が動いた』的に捉えると
ターニングポイントは東信大会か‥
修学館戦をきっかけに
中西はポイントガードとして開花したように思う
ホントよかったなぁ
洒落で済んで


さらに今日初めて知る
南高秘話ヒストリア

まだ彼らとの縁がなかった頃の話
毎週金曜日になると、メールが一斉送信されるらしい
『週末部活出る?』と‥
『みんな出るなら行く』って感じで‥
体育館にやって来た三人で、ひたすらシューティングしてたとか
おいおい‥


おいらが彼らと知り合ったのは、
部活動も折り返し点を過ぎた2年生9月のこと
そんな往路を過ごしながら
よく県ベスト8(‥に限りなく準じた16)に入れたよなぁ
『そんなだったら一年から俺に見させろよぉ〜』
なんて
今さら言ってどうすんだってことばかり話して盛り上がる
でも‥
あのタイミングで彼らと出会って
県大会2回戦でさよならってのが
元々に定められたシナリオなのだろうかな‥?



人生、起こることは全て必然と言う人もいる
生まれる前に全てのシナリオを決めてくるのだとも‥
けれど
後に振り返れば必然と解釈できることも
ライブな現場感覚では
確実なものなど何一つない‥だ
明日の生が100%保障されたものではないのと同様にね‥


情報化社会の恩恵と言って良いのか悪いのか
河○塾のバンザイシステムがはじき出す合格可能性判定は
シビアに自分の立ち位置を教えてくれる
正確な現状把握ができることで
安全圏を選ぶことも
博打を承知の上でチャレンジすることも出来る
その意味においてはありがたい仕組みかもしれないけれど
確実なものなど、なにもない


出来レースよりも
土壇場であり得ないパスミスやらかした上で勝つ方が
燃えるじゃん


たけると中西よ
今この時を楽しもう
スリリングな状況も、味わい尽くそう

注)1/27現在 中西に採用通知は届いていない
  残すは警○庁の面接 さぁどうなる‥?


3月にここで
ジャンボサーロインステーキで祝おう