色々なことが・・・

高校バスケ県大会のため
毎度悩みもしながら、結局は午後半休を取得。
東信大会同様
今日が見納めになるやもしれぬなら、何をおいても行かねばと
一期一会的解釈で自分を納得させるのはいつものこと。


仕事していた午前中
上田高対長野高の応援に行っていたつかちゃんより
メールで試合の様子が実況中継される。
クォーター毎に配信・・・ホントまめな人。

    • -

開始3分   3対19
1ピリ    14対36 長野もさほど強くないが動きに無駄がない・・
前半     32対61 思いのほか善戦・・
3ピリ終了  36対103
−−
ここで実況は終わる。
結果はコメント欄を参照ください。
上田OBとたけるのウエヨビ軍団も来ていたらしい。
会場は上田高校。
ホームコートでこの結果は、同情すべきものがある。。。


◆マザーハート
御代田町にある会社からの帰途
小諸懐古園近くにあるパン屋へ。
金曜日の昼のみ営業しているこのお店には
今日のような機会でないとなかなか寄ることができない。
かつては小学校教諭をされていて
今はピアノ教室を開きながら道楽でこだわりのパン屋を経営する
多才な美人ママの美奈子さんには
いつもおまけしてもらっている。


(知る人ぞ知るお店)

(素材にこだわる・・)



高校バスケ県大会
上田市民体育館にて
東信4位の野沢南高女子の相手は、南信5位の諏訪二葉高。
1回戦が楽勝と予想されるならば
会社を休まずに翌日の2回戦から見る手もあるけど
4位と5位の対戦では、確実なものなど何もない。
現に、新人戦も東信4位で県大会に臨んだ彼女たちは
1回戦で中信5位に負けている。
確かに
両者に力の差は殆ど無く、互角の試合展開。
一試合を通して6点以上の差が付かない。
諏訪二葉の監督は、大学時代に国体チームでお世話になった鈴木先生
落ち着いたリードと確実な外角シュートが身上のポイントガードだった。
指導者として確かな力量をお持ちだろうことは
飛び抜けて能力が高い選手がいないながらも
巧みなパスワークでノーマークを作るオフェンス力からも伺える。
先週の練習試合で長野大学の佐土監督より
『諏訪二葉は3ポイントが強い・・』と助言を頂いていた通り
上手くパスを回され、3ポイントで得点を許す場面が目立つ。
個々の能力は野沢南高が若干上に思えるけど
どちらが試合巧者かと言えば、諏訪二葉高。
拙攻により効率的に得点に繋がらない野沢南高は、
パスカットから速攻出したりこぼれ玉を拾ったり
泥臭い部分でしぶとく加点。
得点上ではイーブンだ。
これは最後まで縺れるだろうなぁ・・・
きっとベンチで采配してたら心臓バクバクだろうなぁ・・・と
不意に去年のことを思い出した。
負けたら引退の高校生大会で、クロスゲームを指揮することのプレッシャー。
ゲロ吐きそうになるほどの緊張感。
試合途中でベンチから逃げ出したくなったことが何度あったことだろう。
なにゆえ
40分間点を入れ合い70点も80点も取った結末が
2〜3点の僅差とか、同点で延長になるのだろう。
不思議でならない。
そして、なにゆえあの息子たちは
毎試合毎試合、そういうギリギリの試合ばかりしてくれたのだろう。
おいらの力の無さがそうさせたのかな・・・?
短い期間に、随分と試された気がする。
貴重な経験。


4ピリ終盤、4点リードされて厳しい状況。
ここで、フォワードのひろえちゃんが、3ポイントシュートを2本入れる。
前半、当たりの来なかった彼女。
コードサイドのおいらの目の前で放ったシュートのフォロースルーの美しさに
『絶対決めてやる』という彼女の信念がはっきりと見てとれた。
強気の1対1が持ち味の野沢南高の得点源であるひろえちゃん。
先週のおばさん・・いやママさんバスケの逆転劇同様に
最後には何とかしてくれるだろう・・と期待できるプレーヤーである。
そして
2年生の控えガードのよしみちゃんが、絶妙のインターセプトから速攻。
勝負を決定付けた値千金のプレー。
ちょっと天然系の彼女、いい度胸している。
3点差で勝利。



(業者の撮影会に便乗・・)
どちらが勝っても全く不思議ではないこの試合。
勝負のアヤが何処にあるかなんて
プレーしている本人も、見ているおいらもわからない。
結果論から、勝つことが必然のように書いてしまった先週のママさんバスケとは
矛盾する気もしなくはないけど・・・
不退転の決意でこの大会に挑んでいる高校生にとって
この結末は
一方ではこの上ない喜びであり
他方では非情なる残酷さを持つ。
親の待つ観客席へ戻って歓喜に沸く野沢南高生と
そのすぐ隣で誰憚ることなくおいおいと泣く、引退が確定した諏訪二葉高生。
ママさんや一般の大会とは、明らかに一勝の重みが違う。
この勝敗はおおげさでなく
その後の彼女たちの人生をも左右しかねないだろう・・・
キツイなぁ・・・
その光景を見ていて思い出した・・
県ベスト8入りのチャンスを逸した昨年の県大会(泣)
今だに自問自答しているあの試合の采配。
やり直しが利くはずもないので当然ながら決して答えは見えない。
あの敗戦がその後のおいらの生き様に与えた影響は相当なもの。
起こることは全て必然と割り切れれば
人間的に成長できることはわかっちゃいるんだけど・・
実際はと言えば・・・



◆おやじの会
上田市赤坂のふじっこにて

つかちゃん他、中之条界隈のおやじの会の方々と飲む。
『コクのある奴を呼んでおくから』・・とつかちゃんに言われて行ってみると・・・
つかちゃん 『こちらはcoco壱番のよっちゃん・・』
おいら   『十分存じ上げています・・』
つかちゃん 『こちらはチェリーさん・・』
おいら   『あー つかちゃんの書き込みでお馴染みの・・』
つかちゃん 『こちらは上田市立図書館にお勤めの・・知ってる?』
おいら   『はぁ・・?』
つかちゃん 『だから上田市職員の・・わかんない?』
おいら   『へぇ・・・?』
つかちゃん 『わかんない?』
おいら   『・・えっ! まさかサントリーの・・?』
つかちゃん 『そうそう・・』
おいら   『わぁ〜 マジっすか・・賞金をマイホームの頭金にしたという・・』
つかちゃん 『それそれ・・』


詳しくは↓
http://d.hatena.ne.jp/ten-sei/20110219

ということで
ペンネームかと思っていたら実は本名だった、高校の先輩でもある三宅さんと
一緒に飲みながら
ネタ作りの話や受賞にまつわる話・・いろいろ聞かせて頂く。
貴重だ・・・

(つかちゃんと三宅さん)

(よっちゃんとチェリーさん)

ブログのちゃちな文章なんて
プロにはとてもじゃないけど見せられませんよ・・なんて話しながら
『でも、この天晴れだぜ・・の『ぜ』は、典型的なハードボイルドだよ・・』と
ハードボイルド作家の先生より感想を頂く。
『ぜ』ですか・・ 


つかちゃんには長年温めているネタがあるらしく
本にしてみようという話で盛り上がる。
それが上の2月19日の日記のコメントにある『父ちゃんは同級生』であり
下のコメントに繋がる訳であります。
三宅先生曰く、60歳以上の新人を対象とした賞があるらしい。
『それ、狙いましょう・・』
人脈も凄いけど自身の経験はもっと凄いつかちゃん。
若かりし頃は戸倉上山田温泉にベンツ2台分は寄付してきたらしいつかちゃん。
付き合いを重ねるごとに彼の偉大さを思い知らされる。
たくさんの引出しを持ってるんだろうなぁ・・
おいらの知識や見識では、とても太刀打ちできんばい。


2次会はおやじの会行きつけのスナック『クローバー』へ。
70年代、80年代ソングのオンパレード。

三宅さんは歌うことが大好きで、そして音痴とのつかちゃんからの前情報。

1曲、2曲・・・
おいら    『上手いじゃないすか・・音痴じゃないすよ・・』
つかちゃん 『そおかぁ・・?』
8曲、9曲・・・
おいら  『あ〜 何となくわかってきました・・』(すみません)
半音ズレたメロディーがすっかり耳に馴染み
それをBGMに気持ちよく寝る、おいらとつかちゃん。
貸切状態のスナックで歌い続ける先生。
さすがにハードボイルド作家はタフだ。
『風よ撃て』は400字詰め原稿用紙500枚だという。
公務員の傍ら500枚書く・・・凄いことです。


同様に2足の草鞋を履く
おいらの大好きな
佐久総合病院医師で作家の南木佳士氏の著作にあった一節を
思い出した。
『作品に感動したら、作者には会わないのが賢明である』
(すみません)


つかちゃん、よっちゃん、三宅先生、チェリーさん
ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。