その後 宗楽は・・・(1)

数日前に行われたリレー選考でクラスの上位4人に残った宗楽。
決勝は、
2回のタイムトライアルのベストタイムにより、
上位2名が選出されるルール。
本日、1レース目が行われる。
予選時のタイムは22秒8で、ファイナリストの中では3位の宗楽。
本日のレースでは、
21秒7で、暫定1位。
おニューのシューズで0.3秒と、
まこっちゃんの彼女の指導で0.4秒に加えて、
本番にはめっぽう強い彼女の底力分で、0.4秒。
我が子ながら、天晴れである。


来週に行われる第2レースに際して、
気持ちの持って行き方は、とても重要だ。
2位の子は21秒8で、3位の子は21秒9。
守りに入れる状況には無い。
ここは、
人に対して勝ちにいくのではなく、
1レース目の自分のタイムを如何に縮めるか、
そこに焦点をおくんだよと、諭す。
自己ベストをさらに更新できる余地はあるかと問うたら、
まだいけると、本人は言う。
なので、
21秒5を切ることを、次の目標に設定。


バスケットプレーヤーとしも、
なんちゃってコーチとしても、
本番に対しての気持ちの持って行き方次第で、
結果に雲泥の差が出ることは、いやんなるほど経験済み。
大事なのは、
どこに焦点をおくかということ。
純粋で矛盾の無い動機で臨んだ時ほど、
本番では集中力が出て、良い結果が得られるもんで、
それで負けたとしても、気持ちの折り合いはつく。
これは競技に限らず、
生き方にも通じることだ。
今回は、
この人生法則を経験できる貴重な機会。
もしかしたら選ばれるかもしれないという期待感や、
既に代表入りが確定している妹に対してのプライドで、
色々な気持ちがないまぜになっているであろう宗楽。
ここは、
自己ベスト更新だけにフォーカスしよう。
それで負けたら、良く頑張りましただ。