クラブ選手権と無言館

満身創痍でベスト8入りした去年のクラブ選手権
http://d.hatena.ne.jp/ten-sei/20101225
(あん時の肉離れは痛かった・・)

そのおかげもあって、今回は第8シードでエントリー。
ばってん
今回もまた、何の準備をすることなく大会を迎えてしまった・・
もう少し真面目に練習しようと、負ける度に思うのだが・・
同様に勇も
『やらなきゃいけないと思うんだけど、イマイチやる気にならくてさぁ・・』 

かつてはバスケキチガイだった彼ですら、こうなのだから
自身の置かれた環境におけるバスケのプライオリティーってのは
似たようなもんか・・
結婚において適齢期があり、生殖において発情期があるのと同様に
スポーツにおいても当然、旬な年代ってのがある。
その旬を遠い昔に置いてきたおいらたち世代が
二周りも年下の若者と同じカテゴリーで戦うことに
どのような意義を見出したらよいものか、考えるのも当然か‥
今さらバスケでエエ格好して自己顕示する気もなければ
雌を惹きつける理由もない・・
ゆえに、マスターズ世代のプレーの質は、例外なく角が無い。
一言で要約するならば、年取って丸くなったね・・ということになる。
今の状況を客観的に見れば
『じゃぁなんでバスケを続けているのさ・・?』である。
去年のクラブ選手権の日記を見返せば、全く同じようなこと書いてあったり・・
進歩ないなぁ・・
そんな自己矛盾を抱えつつ
ろくな準備もしないで本番頑張ろう・・ってのは、
甚だ一貫性に欠ける振る舞いであるけれど
弱音吐いても試合会場に来ちゃった以上、やる事はやらねばならないので
せめて現時点でのベストは出そうと
鴨川で4日間かけて学んだ『状態管理』を実践してみることにした。
練習不足とか体が動かねぇとかもう年だとか
自分を弱める言葉や想いは一切封印し
何百試合の公式戦経験の中で、絶好調だった試合を思い出し
(数少ない上に、だいぶ忘れている・・)
それと全く同じ状態を作る。


アメリカの大学でフリースローの成功率に関する実験をしたらしい
Aグループ:普通に練習
Bグループ:練習しない
Cグループ:練習しないがひたすらシュートが入るイメージをする
その結果(成功率)は驚くことに、A=C>Bだったとか・・
潜在意識のなせる業なのだと結論付けていた・・




(縄跳びでアップする優)

(前大会ぶりのバスケ・・学校が忙しいらしい優)

(仲間を見守る44年生まれたち・・)

(来週も頑張ろう)

思った以上に体は動き、調子は悪くなかった。
状況に一喜一憂することなく
気分的に安定していたのが良かった。
自分が好調な時の状態を、久しぶりに思い出した。
いいぞ・・


前山寺近くの山王山公園へ

(塩田平を一望できる気持ちの良いところ)



(野外ステージでAKBになりきる天ちゃん)

(なかなか完成度は高い・・)

(得意の決めポーズ・・)


(このマイクがいいね・・)


無言館

http://www.city.ueda.nagano.jp/hp/kanko/museum/mugonkan.html




子供達も、彼らの絵に込められた想いをそれぞれに解釈していたようだ
もっと生きて絵を描きたかった・・
若者達の魂の叫びが館内のいたるところから聞こえてくる。
望めばいくらでもバスケできる環境で
続ける意味を模索する自分の
なんと恵まれていることか・・