『言葉の力』検証実験−其の一

『水は答えを知っている』というユニークな本がある。

コップの水に、
『ありがとう』『嬉しい』『幸せ』といった、
ふわふわ言葉(⇒利公のクラスで使われている)を掛けたり、
文字をコップに書いて、
凍らせて、
出来た結晶を電子顕微鏡で観察すると、
本の表紙にあるような、綺麗な形であるらしい。
一方、
同じ水に『ばか』『死ね』『殺す』といった、
ちくちく言葉(⇒同上)を掛けたり書いて凍らせると、
その結晶は形を成さず、何とも歪になるのだとか。
水は言葉を理解して反応するという、
科学的には説明できっこないので因果関係は?だけど、
相関関係はばっちりある・・・という内容。
この現象論に関しては、
ネット上で結構バッシングされていたり
どこかの小学校の校長先生が全校集会で話したところ、
そんな非科学的なことを言うべきではないと、
他の先生方から非難轟々だったというニュースがあったりで、
そりゃ無理もない・・・という気もするけれど、
そういう話が大好きなおいらは、全面的に信じて、
我が家の教育方針の根っこに据えている。
水はふわふわ言葉とちくちく言葉を見分けて反応すること、
人間の体の70%は水で出来ていること、
その体から発する言葉や体に浴びせる言葉の選び方次第で、
その先に起こることは違うはずだ・・・ということを、
子供たちが理解してくれれば、
事の真偽はどちらでも良い。


先日の山元加津子さん講演会でも、
この件について言及されていて、
とある小学生が自由研究で実験してみたところ、
確かに相関があった・・・という話を聞いて、
宗楽もやってみたいと言ったので、
我が家でも実験してみることに。


一応、研究開発を生業としている身として、条件設定はきっちりと。。。

・実験対象をご飯とする。
・透明なコップにご飯をきっちり15g入れる。
・ふわふわ言葉を掛けて、ふわふわ文字をコップに書くグループと、
 ちくちく言葉を掛けて、ちくちく文字をコップに書くグループと、 
 リファレンスとして何もしないグループの3条件。
・サンプル数は各グループ2個。
・保管場所は2箇所。


(唾も入れないように。与える言葉以外、条件は公平に)

(コップに言葉を書き入れる。部屋散らかっているのがバレバレ・・・)

(ご飯にそれぞれの言葉を浴びせる。ちくちくは心を鬼にして罵詈雑言・・)

(ふわふわコップ)

(ちくちくコップ)

(保管場所1 居間)

(保管場所2 トイレ)

(居間に保管の3グループ)

(トイレに保管の3グループ)


この実験の意味するところをよく理解し、
しっかりと助手を勤め上げた我が子たち。
積年の刷り込みの賜物だろうか、
いざちくちく言葉を浴びせる時には、
実験と判っていても、なかなか口に出せない長女と次女。
三女はそれが嫌で、実験から下りた。
困った様子で躊躇している彼女たちの愛おしさに、
抱きしめてほっぺにチューしたくなる。


さあどうなるか? お楽しみです。
興味深いのは、何もしないグループの挙動。
かのマザーテレサが、
『愛情の反対は無関心なのです・・』
と言ったように、
このグループは実はリファレンスではなく、
立派な条件付けなのかなと思ったりも・・・。


乞うご期待!